疲労回復方法まとめ

休息と睡眠

疲労回復において基本となるのが、やはり休息と睡眠です。
体を休めると同時に、眠ることで脳も休息をとることができるため、睡眠は最も重要な疲労回復方法だといえるでしょう。
さらに睡眠中には疲弊した体の修復を行う成長ホルモンや副腎皮質ホルモンなどが分泌され、効率よく体の調整を行っていきます。
また、深い睡眠であるノンレム睡眠中には、脳もしっかり休息をとることになるので、精神的な疲労にも効果が期待できるのです。
睡眠が不足すると体がキツいだけでなくイライラしてくるのは、身体的な疲労と同時に精神的な疲労が蓄積しているといってよいでしょう。
良質な睡眠はより疲労回復効果を高めるため、寝具やパジャマにこだわったり、アロマを利用したり、暖かいミルクを飲むなど、心地よく眠れる工夫を行うのもおすすめです。
また、疲れているけど眠れない、という場合は、体を横にして目を閉じるだけでも疲労回復効果はありますので、まずは横になって体を休めるようにしましょう。

 

お風呂で疲労回復

疲れた時はゆっくりお風呂に入りたい、という人は多いのではないでしょうか。
実際、入浴には疲労回復効果があります。
この時に大切なのは、ぬるめのお湯にゆっくりつかること。
40度を超える熱いお風呂になると、交感神経が活発に働いてしまい、逆に疲れてしまうことがあります。
リラックスするためには、副交感神経が働きやすい38度から40度に設定しておきましょう。
体を心から温めると血行が促進されるとともに発汗が促されて体中がスッキリします。
また、お湯につかった体には意外にもかなりの水圧がかかっており、それがマッサージ効果となって体をほぐしてくれるのです。
血行やリンパの流れが促進されると、体の老廃物が排出されやすくなり、疲労がたまりにくくなるというメリットがあります。
また、お湯の中では浮力が働くことによって、筋肉の緊張を和らげることができます。
普段は意識することなく緊張状態にある筋肉が自然と緩むことで、疲れが取れていくのです。

 

体をほぐす

いわゆるストレッチやマッサージで体をほぐすのも、疲労回復には役立ちます。
体をほぐすことによって、筋肉の緊張がゆるんで疲労物質が筋肉に溜まりにくくなるほか、血行を促進することが疲労回復につながるのです。
血行が滞ると、疲労物質や老廃物が体のあちこちに溜まってしまい、エネルギーや栄養も全身に行きわたりにくくなります。
ストレッチなどで血行を促進することによって、体の巡りを良くして、栄養を全身に行き渡らせることができるのです。
マッサージや足つぼなどにもそのような効果があり、気持ちよいと感じることでリラックス効果も得ることができます。

 

気分転換をする

主に精神的な疲労に効果的なのが、気分転換です。
連日のストレスで疲労がたまったら一日休みを取って自然のある場所に出かけたり、映画を見に行って仕事のことを忘れる時間を取るなど、疲労の原因となっていることから一時的にでも解放されることで、かなりのリフレッシュをすることができます。
内容によっては体力的に疲労する可能性はあるので、その後に十分な休息や睡眠はできれば取りたいところですが、多少体は疲れてもリフレッシュするほうがスッキリする、という人も多いのではないでしょうか。
そこまで時間をかけたリフレッシュが無理でも、ちょっと外の空気を吸いに行ったり、お茶を飲んだりといった休憩で、ある程度の疲労回復はできる場合があります。

 

栄養面を見直して疲労回復

食事などによる栄養摂取と、疲労回復に大きな関連があるというのは、今や常識ともいえます。
疲れた時にニンニクの効いた食事でパワーを補給する、ということもあるでしょう。
ニンニクには細胞を活性化させるアリシンという成分が含まれており、これが疲労回復に良いとされているのです。
また、最近注目の成分としては、イミダペプチドがありますが、これは渡り鳥が休むことなく長い距離を飛び続けることからヒントを得て疲労回復成分として研究が進められている成分です。
実際鶏の胸肉に豊富に含まれており、消化吸収の際に分解されても再び体内でイミダペプチドに合成されることから、経口摂取でも有効に働く便利な成分でもあります。
即効性はありませんが、継続的にイミダペプチドを摂取することで2週間後には疲労回復の効果がえられるという実験結果もあり、長期的に摂取することが推奨される成分です。
こうした疲労回復に良いとされる成分を意識しながら、毎日きちんと食事を摂ることも大切で、バランスの良い栄養摂取は疲れにくい元気な体をつくる基本ともいえます。
食事を楽しむこともリフレッシュにつながりますから、食生活を整えて疲労回復を図るのは健康維持の面からもおすすめです。
不足分は、サプリメントを利用するなどして、効率よく栄養を摂るのもよいでしょう。
あまり食事にこだわりすぎるとストレスにもつながりますので、そのあたりは臨機応変に進めることも大切です。